「つわり」と聞くと、洗面所などで奥さんが「オエッ」となる状態を思い浮かべると思います。
妊娠初期の妊婦さんの約75%がつわりを経験します。つわりの症状や程度は人それぞれであり、日や時期によっても変化するものです。
出来るだけ奥さんの気持ちに近づけるように知識として覚えましょう。そして奥さんをサポートしていきましょう。
今回、つわりの最低限の基礎を6つにまとめました!
1 つわりの症状は人それぞれ
つわりの症状は「オエッ」となる嘔吐だけではありません。
空腹で気持ち悪くなり、食べると症状が落ち着く「食べづわり」や偏食が増える、頭痛など症状は多岐にわたり複数を経験することもあります。
つわりが無いという方もいらっしゃいますが、どちらにせよ奥さんのサポートは忘れずに行いましょう。
2 においで気持ち悪くなる
匂いに敏感になる妊婦さんは非常に多く、普段の何気無い匂いで吐いてしまう事もあります。
例えば、「匂いがきつい食べ物」「コーヒー」「アルコール」「洗剤」「シャンプーの香り」「炊きたてのごはんの匂い」など様々です。人によっては、旦那さんの匂いがダメという方もいます。
その為、奥さんの前での飲食等は匂いに気をつけましょう。
3 つわりは「二日酔い」や「船酔い」くらいツラい
旦那さんがつわりのツラさを理解するのは難しいです。ただイメージが分かるだけでも奥さんの気持ちに寄り添えるはずです。
一般的につわりは「かなり飲んだ日の二日酔い」「船酔い」「乗り物酔い」の状態が1ヶ月以上も続くようなもので、その状態で奥さんは毎日仕事や家事をしています。
想像すると、より奥さんをサポートする重要性が分かりますよね。
奥さんのツラさを全て理解するのは難しいですが、とにかくいたわってあげましょう。
4 つわりがない、つわりが軽い時でも妊婦さんは体がしんどい
妊婦さんの中でも「つわりがない方」「つわりが軽い方」もいらっしゃいます。
つわりの症状でツラさを感じていなくても体にかかる負担は大きいので、つわりがないからいつも通りに家事や仕事を頑張らせるのは絶対にやめてください。
むしろ症状が無い分、奥さんご自身がいつも通り動いてしまうのを旦那さんが気を効かして「症状なくても体の負担があるからゆっくり休んでて!」と奥さんをゆっくり休ませてあげましょう。
5 つわり中の食事の偏りは基本的には問題なし!気にしない!
つわり中の奥さんの食事は「栄養面」等は基本気にしないでください。
例え「1日中お菓子しか食べない」「ハンバーガーしか食べない」「グミしか食べない」「毎日同じものしか食べない」など様々なパターンがありますが、何かを食べるということが大切になります。
旦那さんが行うべきことは、奥さんが食べたいというものをいかに早く提供できるかを重視しましょう。
私の場合は、妻がローソンのスイーツが食べたいというので仕事終わりに買いに行きましたが売り切れスイーツだったので5、6件のお店を1時間以上かけて買いに行きました!(田舎なのでなかなかローソン自体が少なかった、、、)
仕事後にクタクタで食べ物を買いに行っても奥さんの気が変わり食べないという事もしばしばありますが、その時は感情的にならず、むしろ「いつも頑張ってくれてありがとう」と感謝を伝えましょう。
6 眠たくなる、だるくなるのは代表的なつわりの症状
眠さやだるさは典型的なつわり症状です。
台所に立つものだるくて立てない、洗濯物も溜まっているのに動く気になれない。
1日中寝ている、何もやる気が起きない。これこそが「つわり中の妊婦さん」です。
まとめ
つわりの基本的な症状、奥さんの様子をしっかり観察することで最大限のサポートができるはずです。妊娠中のツラさは男性である以上知ることはできませんが想像はある程度できます。つわりは夫婦で一緒に乗り越えて行きましょう!!
コメント