男性不妊の原因と対策

はじめに

ひと昔までは不妊は女性の問題と言われてきましたが、今は違います。男性が原因での不妊が今とても多いのが現実です。まずは、不妊に対しての意識を変えていきましょう！

不妊の定義

避妊をせずに2年以上、排卵日を特定していてそこにタイミングを合わせてセックスをして子作りをするも妊娠できないという時を不妊といいます。

しかし、現実的には１年間で妊娠がなければ原因を探る方が良いです。

女性の年齢が高ければ高いほど妊娠、出産での身体のダメージが強くなるため旦那さんも協力して原因を探りましょう！

男性の原因を探る手段

原因を探ると言ってもどこに行って、何をして、何に気を付ければ良いのかわからないですよね。

奥さんと妊活をすると決断し、１年間以上頑張ってきたがなかなか子どもが授からない時はまずは、病院へ２人で行き原因を探ってください。

• 精子の細かな検査「精子の数」「運動率」・・・　不妊外来へ
• 男性器自体の検査（細かく検査する場合）・・・　泌尿器科へ

※産婦人科に行くことに抵抗があれば泌尿器科で精子の検査もできます。

男性不妊　３つの原因

まず男性不妊率は全体の４８％を占めます。つまり４８％が男性が原因で不妊をしているということです。

原因１つ目　：精子の量、数　（造精機能に障害がある）

原因２つ目：射精管を通過する際の障害　（精路障害）　　

良い精子を作ったのに精子の通り道である射精管が何かの原因で狭くなっていたり塞がっていたりで精子が出せないという障害（閉塞性精路障害）です。実はこの原因が一番多いんです！！！

原因３つ目：セックス自体の問題　（性機能障害）

こちらの問題は、セックスのプレイ内容の問題ではありません。前戯が少ないだとか体位が合わないとかでもないです。男性器の問題になってきます。

1. 勃起不全（ED)・・・自慢の息子（おちんちん）が勃たない
2. 膣内射精ができない・・・ゴムなしセックスでの緊張感や疲労、プレッシャーで中出しできない
3. セックス自体ができない・・・いろんな感情、ストレス、恐怖、コンプレックスなど

セックス自体にトラウマがある方も実際多いですし、子どもを作ることに対して心の奥底に何とも言えないプレッシャーや現実を受け入れられないという感情、仕事の疲労とストレスで息子（ちんちん）も元気がない方本当に多いんです！

正直、この悩みをどこで吐き出せばいいのかもわかりませんよね？俺だけなのかななんて思っている方も多いのではないでしょうか？実は、そのお悩みで困っている方は物凄く多いので安心してください。

EDだけでもざっと東京都の人口くらいはいます。あなただけではないです。

EDの記事は別でありますので是非確認して見てください。

男性不妊のチェックポイント１０

⑴ 挿入ができているか・膣内に射精ができるか

⑵ 陰毛（ちんげ）が異常に少ない・陰嚢（キンタマ）がすごく小さい

⑶ 陰嚢（キンタマ）が過去、現在に腫れや熱を持っている・凹凸がないか

⑷ 陰嚢（キンタマ）に違和感、鈍痛を感じていないか・サイズが左右大きく違う

⑸ タバコを吸っている（夫婦どちらか喫煙者で妊娠率５０％減・夫婦共に喫煙者妊娠率７５％減）

⑹ 下着が窮屈かどうか（ちんちん・キンタマは圧迫禁止）

⑺ 熱湯風呂、長風呂、サウナ等で陰嚢（キンタマ）を温めていないか（キンタマは熱いのが苦手）

⑻ 肥満体型でないか（BMI25以上の肥満はできるだけ痩せよう）

⑼ 育毛剤、筋肉増強剤、ホルモン剤を摂取していないか

⑽ 不妊に対して俺は関係ないと思っていないか（不妊は女性だけの問題ではないです）

注意すること

精子の検査で精子量・運動量共に良い結果で俺は問題ないと思っている旦那さんはいませんか？

その考えは間違っていますよ！

精子の調子には波があるんです。１ヶ月間の期間で良い日・悪い日がある為、検査で良い状態だが奥さんとセックスをし中出しをした日が調子が悪い日ということもあります。

その為、検査での結果で一喜一憂しないように気を付けましょう！